アルバート・サーストン社 1820年、ロンドンにて創業した老舗サスペンダーブランド。正式には「ブレイシイズ」と呼ばれるサスペンダーを専業に生産し続ける世界的にも珍しく、権威あるブランド。伝統を守り抜く確固たる姿勢と高いクオリティに定評があり、名だたるブランドのサスペンダーの生産を一手に引き受けたり、各界の著名人にも愛用されている。クラシカルなシルクから本数限定のサスペンダーなど、幅広いラインナップを誇る。ファクトリーでは職人による手作業によって丁寧に生産され、生み出される製品には独特の存在感が宿る。
アングロ レザークラフト社イギリスはリバプールに軒を構えるレザークラフトメーカー。創業家であるアービング家が計4代、100年にも渡って伝統的なハンドメイド製法を継承し続ける名門で、ベルトやハンドバッグをはじめとするレザー製品が多くの国々で愛用されている。レザーのなめし方から染色、ワックス、編み込みに至るまであらゆる工程においてこだわり尽くされた同社の製品は、独特の味と風合いを備えている。とりわけレザーやウッドファイバーのメッシュ編みに関しては“十八番”といえるほどの技術を誇り、牛革の手編みに関する発明の著作権も持っている。英国圏はもとより他のヨーロッパ諸国、アメリカ、日本など各国のブランドがOEM生産を依頼するファクトリーブランドとしても広く知られている。
インバーアラン 1970年代に創業されたスコットランドのハンドニットメーカー。もともとは、マスプロダクトでは出来ない、スコットランドの特徴あるクオリティの高い製品を〈インバーアラン〉ブランドの名のもとに集めることで始まったブランド。取り扱い商品は、ハンドニットの他に機械編みのシェットランドセーターやツィードのハンティングジャケット、シングルモルトウイスキーやゴルフグッズなど多岐に渡っています。ハンドニットは、500年前アラン諸島の悪条件の海で働く漁師たちが着用していた手編みのセーター、アランニットを中心に生産。熟達したニット職人が、最上質のピュアウールを約90時間かけて、実に25,000回以上編み込む事により誕生するハンドメイドの製品作りは絶大な支持を得ています。商品タグには一つ一つ、担当した職人のサインが入るという徹底したクオリティ管理にも注目。また〈ポロ・ラルフローレン〉製品の生産を請け負うなど、ナショナルブランドからの信頼も絶大です。
ウォーン バイ イギリス・ロンドンに拠点を構え、ファッションとともにカルチャーに大きな影響を与えてたミュージシャンやアスリート達が実際に着用していたTシャツをモチーフに、時代を彩ったTシャツ復刻しているブランド〈WORN BY/ウォーン バイ〉。商品に付けられているアーティストが当時着用していた様子を写したポラロイド風のタグもユニークで人気を集めている。
クラークス 1825年創業。イングランド南西部で、サイラスとジェームスという2人のクラーク兄弟によって創設されたシューズメーカーである。創業当時のアイテムはシープスキンのスリッパ。1950年には4代目社長のネーサン・クラークスが、イギリス軍兵士だった時代に戦友が履いていたシューズを元にデザートブーツを考案。これが世界中で大ヒットし、'60年代にはアイビーカジュアルの定番シューズとなる。その後、ワラビーやデザートトレックなど時代を超えて愛されるシューズを発表。現在に至るまでカジュアルシューズのトップブランドとして確固たる地位を築いている。
クロケット&ジョーンズ 1879年英国靴の聖地イギリスのノーザンプトンに誕生したクロケット&ジョーンズ。創業以来、熟練した職人たちの高い手技から生まれるその靴は、美しさはもとより、足を守るという靴本来の機能を徹底的に追及した理想の逸品です。1足作るのに約8週間を要するグッドイヤーウエルト方式を採用しています。永く履く事を前提に考えて作られた靴で、靴底が磨り減ってしまっても、張り替えが可能な構造を持ってます。他の製法の靴と比較すると重さを感じますが、その重みが振り子の原理となり、スムーズに足を運んでくれるため疲れにくいのも特徴です。
グロヴァーオール 〈グローヴァーオール〉の前身であるモリス・ファミリーはかつて高級注文服を主な仕事としていましたが、第二次世界大戦の終了後の1951年、英国国防省の委託を受けて終戦で不要となったダッフルコートや手袋などを販売。するとダッフルコートは直ぐに売り切れてしまうほどの人気となったため、これをきっかけに自社でダッフルコートの生産を開始し、それとともに社名も〈グローヴァーオール〉へと変更したのです。元々は武骨でタフな作業着だったダッフルコートも、〈グローヴァーオール〉の哲学によってデザイン、素材、縫製すべてが見直され、タウンウェアにも十分な雰囲気を身に纏い、さらにイギリス生まれならではのチェックの裏地をつけるなど、あくまでデザインされたダッフルコートを作るのです。その結果、ダッフルコートは〈グローヴァーオール〉の代名詞的存在となり、その人気はイギリスのみならず世界中のスタンダードウェアとして定着するまでに。その後もPコートなどダッフルコートを作るときに培った独自の哲学をいかんなく発揮して妥協のない製品を次々と生みだしているのです。
サイコバニー 英国有数の生地メーカであるデビット・エバンス社や多くの有名ブランドを抱えるイタリアのマンテロ社で経験を積んだ後、ターンブル&アッサー社のネクタイデザイナーや、ポロ・ラルフローレンのネクタイデザイン責任者を務めたロバート・ゴドレーが、2006年に立ち上げたブランド。当初は〈ロバート・ゴドレー〉のブランド名でネクタイを送り出していたが、とりわけ「サイコバニー」シリーズがNYを中心に大きな反響を呼び、正式にブランドへと昇格。その後、ウェアラインもスタート。アメリカントラッドを独自の感性でアレンジしたキャッチーなネクタイやウェアが各所で人気を集めている。日本でも大手セレクトショップで扱われるなど、その認知度と人気が定着しつつある。ウサギとスカルを組み合わせた「サイコバニー」が代表的なモチーフ。
サンスペル 1880年創業の英国イングランドの老舗アンダーウェアメーカー。その昔は、西インド諸島原産の世界最高級コットンの加工を手掛け、英国王室御用達の称号を誇る。現在もメイド・イン・イングランドにこだわり、Derbyshireの自社工場で生産されている。
トリッカーズ かつて「靴作りの名人」と評された英国人ジョセフ・トリッカーによって1829年に創業された老舗中の老舗シューズブランド〈トリッカーズ〉。本場の靴作りの聖地とも呼ばれるイギリス・ノーザンプトンにある店舗の中でも指折りの老舗店となる同社は、今もなおセント・ミッチェル沿いに工場を構え昔さながらの手作業で1足ずつ丁寧に作られている。「ハンドメイド、ベンチメイド」をその精神に伝統と格式の中で生み出されるグッドイヤーウエルト製法の靴は最高級素材とともにクラシカルで味わい深い存在感を放つ。またプリンス・オブ・ウェールズのシューズメーカとしても有名で「英国王室御用達」というその看板には、同社の気高い精神と高水準の技術力そして英国を代表する伝統が備わっている何よりの証なのだ。